インフルエンザ

Influenza

インフルエンザ さいたま市緑区 浦和 小児科 アレルギー科 岩間こどもクリニック

インフルエンザって
なぁに?

インフルエンザとはインフルエンザウイルスに感染することで引き起こされる感染症のことです。インフルエンザにはA型、B型、C型の3つのタイプがあります。予防接種で接種するワクチンにはこのうちA型とB型のタイプが含まれています。その年によって流行するタイプは異なりますが、比較的A型の流行が多いと言われています。

インフルエンザの
症状

インフルエンザは急な寒気と発熱から始まることが多いです。その後、頭痛、咽頭痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状を伴うことが特徴です。発熱が数日続き、一旦解熱しても再び熱が上がってくることもよくあります。まれに気管支炎や肺炎、中耳炎等の合併症を引き起こす場合もあります。

このような場合は
インフルエンザかも

  • 急な38度以上の高熱
  • 強い寒気
  • 強い倦怠感・筋肉痛
  • 関節痛
  • 頭痛

上記はあくまでも目安ですので、園や学校でインフルエンザが流行っていて、体調がいつもと違って違和感がある場合は早めに受診してください。

検査方法

インフルエンザの迅速検査で診断を行います。検査結果は10分ほどでわかります。発熱などの症状が出現してから12時間以内の場合は体にインフルエンザウイルスがまだ増殖しきっていないことが多いため検査の精度が低くなりますので、診察をご希望の場合は必ずいつから症状が現れているかを記録するようにしてください。

治療

発熱してから48時間以内なら抗インフルエンザ薬が有効ですので、ご希望により処方いたします。しかし、発熱してから48時間以上経過している場合は、抗インフルエンザ薬は効果が少ないため、症状に合わせて解熱剤などを処方いたします。

ご家庭で気を付けていただきたいこと

  • 38度以上の高熱がある時は、お子さまが嫌がらなければ氷枕を使用し、首筋や脇の下、太股のつけ根などに氷を当てて冷やしても良いでしょう。
  • 食欲がないときは無理に食べさせなくてもかまいませんが、脱水症状をおこさないためにこまめな水分補給をこころがけましょう。
  • 発熱しているときは、入浴を控えましょう。
  • 急に走り出したり幻覚が見えたりと異常行動をとることがあるため、事故を防ぐためにも少なくとも2日間はお子さまを1人にしないようにしてください。異常行動が続く場合は、出来るだけ早く受診してください。時間外であれば、救急外来を受診しましょう。

こんな場合は再度受診してください

  • 5日以上高熱が続く
  • 嘔吐が激しく水分が取れない
  • 呼吸が苦しそう
  • 激しい咳がでる
  • 咳で眠れない
  • けいれんを起こした
  • 異常言動や異常行動、意識がはっきりしない

上記以外にも気になる症状があれば、お気軽にご来院ください。

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