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    埼玉県さいたま市緑区原山3-17-13

小児のスキンケア

Skin care

小児のスキンケア さいたま市緑区 浦和 小児科 アレルギー科 岩間こどもクリニック

子どもの肌の特長

子どもの皮膚の厚さは大人の約半分~1/3しかなく、肌のバリア機能も未熟な状態です。肌のバリア機能が低下すると肌に水分を保てず、乾燥を引き起こします。

肌トラブルの予防の基本は、保湿をしっかりとして肌のバリア機能を高めてあげることです。日々のスキンケアで健康な肌を維持してあげましょう。

保湿の重要性

子どもの肌の乾燥を防ぐためには、日々の保湿がとても重要になります。保湿をしっかりと行うことで、バリアの整った肌をつくれます。

保湿剤には、皮膚に水分を与える、皮膚の水分が逃げないように表面に膜を張るなどの効果があります。お子さんの肌に合った保湿剤を選び、毎日しっかりとスキンケアをすることが大切です。
また、保湿剤は塗るタイミングや量も大切です。皮膚が少し湿っているときに塗布すると効果が高まりますので、「入浴後できるだけすぐ」を意識しましょう。塗る量が少ないと十分な効果が得られませんので、たっぷりと塗りましょう。
病院で処方された保湿剤の場合は、医師に適切な塗り方や量を確認するようにしましょう。

季節別スキンケアの方法~春編~

暖かくなってきたし保湿ケアもしなくて良いかななどと思いがちですが、春の空気は冬と同じくらいのレベルで乾燥しています。
空気の乾燥が気になる場合は、油分を多く含むクリームなどでしっかりと保湿しましょう。気温が上がり汗をかきやすくなってきたらローションタイプがサラッとしていておすすめです。
春は紫外線や花粉も気になる季節です。外出時には、帽子やはおりもの、ベビーカーの場合は日よけなど肌へのダメージを抑える対策をしておきましょう。

保湿がアレルギー予防への第一歩

スキンケアによって肌のバリア機能を高め健康な肌を保つことは、様々なアレルギー疾患の予防への第一歩となります。
新生児期からのスキンケアにより肌を健康な状態に保つことで、アトピー性皮膚炎を予防できる可能性があることが近年の研究で分かってきました。
その他のアレルギー疾患も予防することができるかはまだ分かっておりませんが、日頃からしっかりと保湿をする習慣を身につけておきましょう。

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