2025年の花粉シーズン到来! 早めの対策をおすすめします

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2025年の花粉シーズン到来! 早めの対策をおすすめします|岩間こどもクリニック|さいたま市緑区 浦和の小児科・アレルギー科

2025年の花粉シーズン到来! 早めの対策をおすすめします

今年も花粉症のシーズンが始まりました。関東地方全体でも例年よりも早く2月上旬から本格的な飛散が始まる見込みですが、埼玉県でもすでに花粉症の症状を訴える患者様が増えてきています。

花粉の飛散量は、前年の夏の天候に大きく左右されます。2024年の夏はというと、記録的な猛暑となり花粉を多く飛ばすスギの花芽が大量に形成されたと報告されています。そのため、2025年の花粉の飛散量は例年よりも多く、特に関東地方は非常に多いと言われています。毎年、この季節になると鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどの症状が激しくなり、効果の強い薬を出してほしいと言われる患者様が多いです。ただ、花粉症のお薬は服用してもすぐに十分な効果が現れず、症状が軽減されるのに時間がかかります。

そのため、当院では花粉症の症状がひどくなってからではなく、症状が出始める前や症状が軽いうちに花粉症の治療を開始することをおすすめしています。

また、花粉症シーズンを上手く乗り切るためのポイントをご紹介しますので、花粉症でお悩みの患者様はぜひ参考にしてみてください!

 

1.花粉を吸わない

マスクの着用は花粉症を予防する上でもとても大切です。たまに、鼻だけをマスクから出している方をお見かけしますが、鼻までしっかりとマスクすることが大切です。また、帽子も効果的ですので試してみてください。帰宅後の手洗い・うがい・洗顔を心がけましょう。

 

2.花粉を持ち込まない

外出先から帰宅した時には玄関で上着や髪をはたいて、家の中になるべく花粉を持ち込まないようにしましょう。花粉の飛散量が多い時には、外で洗濯物や布団を干すのは控えるようにしましょう。コロナ対策で定期的に窓を開けるなどして換気を行うことも大事ですが、花粉がたくさん家の中に入ってきますので、換気をする時間は必要最小限にして、ドアや窓の付近は念入りに掃除することも大切です。

 

3.症状に合ったお薬を使用する

花粉症の重症度は人によって異なります。それに合わせて花粉症のお薬にも様々な種類があり、効果の違いも多々あります。内服薬を目薬や点鼻薬と併せて使用する場合が多いですが、特に内服薬の種類は数多くあり効果の強さも個々で異なります。一般的に効果が強い薬は副作用も強い傾向があります。花粉症の薬で注意しなければならない副作用としては「眠気」があります。日中に仕事をしている方や運転しなければならない方は特に「眠気」に注意しなければいけません。「眠気」が出づらいお薬もありますので、主治医とよく相談して使用してください。

 

気になる症状があればいつでもご相談ください

 

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