スギ花粉症の舌下免疫療法とは? 毎年のつらい症状におすすめします!
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スギ花粉症の舌下免疫療法とは? 毎年のつらい症状におすすめします!
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舌下免疫療法とは、アレルゲン免疫療法の一種です。
アレルギーの原因となるアレルゲンを、毎日少量ずつ投与することで、身体をアレルゲンに慣れさせ、アレルギー反応をよわめめていきます。錠剤を舌の下に1分間保持して飲み込む歩だけのため、お子さまにおすすめの治療法です。
3年〜5年と長期の治療期間が必要ですが、対症療法と異なり、アレルギー症状の完治や大幅な症状軽減が期待できる治療法となります。スギ花粉の飛散が落ち着く6月が舌下免疫療法の開始に最適です。
☆期待できる効果
舌下免疫療法によって期待できる効果は、
・くしゃみ、鼻水、鼻づまりの改善
・目のかゆみ、涙目の改善
・アレルギー治療薬の減量
・生活の質の向上
などがあります。
☆対象者
・5歳以上
・スギ花粉症と診断された方
症状はあるものの、アレルギー検査をされていない場合は、まずアレルギー検査を受けましょう!
☆治療の開始時期
6月〜11月
スギ花粉の飛散時期(1月〜5月頃)は、アレルゲンに対して身体の反応が敏感になっています。その状況で舌下免疫療法の薬剤を投与すると、過度のアレルギー反応が出る可能性があります。
☆治療方法
1日1回錠剤を舌の下に1分間保持し、その後飲み込みます。服用後5分間は、うがいや飲食は控えてください。
副作用等を確認するため、初回はクリニックにて行います。2回目以降は自宅で服用していただきます。
初回投与から2週間後に一度受診し、その後は1か月に1回の受診が必要です。
スギ花粉症は、大人になってからも症状が続く可能性が高く、場合によっては症状が重症化することもあります。幼少期より治療を開始すれば、その後の生活の質を向上させ、クリニックに通う頻度や薬を飲む機会も抑えることが可能です。
保険適用の治療法ですので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
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