花粉症の早期対策の重要性

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花粉症の早期対策の重要性|岩間こどもクリニック|さいたま市緑区 浦和の小児科・アレルギー科

花粉症の早期対策の重要性

🔳花粉症(スギ花粉症)について

春先に多くの方を悩ませるアレルギー疾患のひとつとして、花粉症は目の痒み・くしゃみ・鼻水などの症状を伴います。症状が日常生活に影響を与えることも少なくありませんが、適切な対策をとることで快適な生活を取り戻すことが可能です。今回のブログでは、花粉症の基本的な仕組みと治療・予防の選択肢をわかりやすくご紹介します。

 

🔳花粉症の基本「3つの柱」

花粉飛散期(特に春先)を見据えた治療の基本は、以下の3つの薬剤をお子さまの症状や体質と照らし合わせながら組み合わせることです。開始時期の目安は、花粉飛散期が本格化する前に準備を整えることが望ましいとされています。

 

1.抗ヒスタミン薬

作用:花粉が原因で起こるくしゃみ・鼻水・目の痒みを改善します

特徴;のみ薬として広く用いられ、眠気などの副作用が少ない新世代の薬が主流です

 

2.ステロイド点鼻薬

作用;鼻腔内の炎症を抑制し、鼻づまりを改善します

用法:毎日継続して使用することで効果が高まります

 

3.抗ロイコトリエン受容体拮抗薬

作用:気道・鼻粘膜のアレルギー反応を抑制します

適応:鼻づまりを中心に効果が期待され、気管支喘息を併発している方にも使われることがあります

 

🔳予防と根本治療の選択肢

【舌下免疫療法(根本治療を目指す治療法)】

アレルゲンを少量ずつ体内に取り入れ、免疫反応を段階的に抑制します。スギ花粉症では舌下免疫療法は保険適応の治療法となります。治療の開始時期は花粉が飛散していない時期(6月〜11月)に開始するのが理想とされています。舌下免疫療法の特徴はチョキ的なアレルギー症状を改善することが期待できます。

 

【初期療法】

花粉症のお薬は飲み始めてから効果を発揮するまで1〜2週間ほどかかると言われています。そのため、花粉症の症状が出てからお薬を服用してもすぐに症状が軽減せず、結果的につらい期間が長引いてしまう恐れがあります。スギ花粉症は2〜4月頃が花粉飛散のピークと言われていますので、1月〜2月上旬に花粉症のお薬をあらかじめ服用しておくことで薬の効きを早めることが期待されます。

初期療法の特徴

・症状の発現を遅らせる

・花粉症シーズン中の症状が軽くなる

・症状が早く治る

 

毎年、花粉症時期で「鼻水・くしゃみ・鼻づまり」などにお悩みの方は、ぜひ初期療法や舌下免疫療法をご検討ください

 

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