- 切った
包丁やハサミなどの切り傷
- 刺さった
トゲや針などの刺し傷
- 擦った
転んだときなどの擦り傷
切り傷
ケガの状態、出血の程度、お子さんの様子を確認します。
浅い傷の場合
- 傷を流水で洗浄し、汚れをしっかり流します
- 出血をしていたら清潔なガーゼを傷口に当て、5分位しっかりと押さえて止血します
- 止血できたら絆創膏を貼ります
深い傷の場合(出血量が多い)
- 清潔なガーゼを傷口に当てしっかり押さえ、傷のある所を心臓より高く位置に上げます
- 止血できた場合でも念の為、病院へ行きましょう
すぐに救急車を呼びましょう
- 傷が深く出血が止まらない
- 意識がない
- けいれんしている
刺し傷
小さなトゲ、釣り針や針などが刺さり、出血がなく痛みもほとんど感じない場合
- 流水で洗う
- 針を抜く(とげの場合は毛抜きで抜く)
- 絆創膏を貼り様子をみる
ガラスの破片等が刺さり、抜いても異物感がある場合
刺さった物が抜けない場合
鉛筆の芯、鉄くぎなどが刺さった場合
- 抜かずにすぐに病院へ行きましょう(破傷風の恐れがあります)
怪我が広い場合や手当に自信がない場合は病院へ行きましょう
擦り傷
昔の常識が変わりました
- ほとんどの傷の処置には消毒液ではなく水道水(シャワーや流水)で洗浄して汚れを落としましょう
※消毒液は、悪い菌と同時に傷を良くする細胞を壊してしまうので、傷の治りを妨げることがあるといわれています
- 傷を早く治すためには、乾燥をさせないという湿潤療法が一般的になってきています
※傷から染み出す液体の中には傷を治す成分が含まれ、保湿されている状態を保つと傷跡が残りにくいようです
★湿潤療法を用いた絆創膏で感染に注意しながら活用してみてください